会社設立の手順・時系列

会社を設立するとき、まず最初に決めることがあります。順を追って述べていきます。一番目は会社の商号(会社名)です。2番目は会社の目的で会社の業務内容になります。このとき、将来、行う可能性のある業務も加えておくことをお勧めします。しかし多くても15個くらいにとどめます。その後法務局で登記官に確認してもらいましょう。3番目は会社の営業年度です。1年の単位で「何月何日から始めて何月何日に終わる」かを決めます。4番目は会社の本店所在地ですが、これは自宅住所で構いません。5番目は会社の資本金の額ですが、新会社法で資本金の額は1円以上であれば良いということになりましたので、それ以来会社設立は誰でも出来ると考えて設立される会社が増えました。でも、今後、金融機関からの融資や取引相手からの信用を受けるためには、ある程度の金額があった方がいいでしょう。6番目は会社の発起人で、会社に出資する人のことです。ここで誰がいくら出資するかを決めることになります。7番目は会社の役員を決めます。株式会社の場合は、取締役が1名以上必要です。8番目は印鑑の作成です。代表社印・銀行印・社印の3つでいわゆる3点セットです。9番目に定款と設立書類の作成ですが、この作業でつまづく人が多いのです。一番大変で大切な作業ですので、行政書士などのその道の専門家に相談するのも良いのではないかと思います。そして10番目として定款の認証を公証人役場で受けることになります。一度認証を受けると変更が不可能ですのでよく考えて慎重に決めましょう。11番目に資本金の払い込みですが、これは発起人である代表者の個人の金融機関の口座に入金します。なお郵便局での入金は認められていません。最後の12番目ですが、いよいよ法務局での登記申請です。提出書類が認められて晴れて会社設立となります。しかし会社設立後にも税務、労災、雇用保険、社会保険などの手続きなど、まだまだ作業することがあります。

会社設立の専門は司法書士や行政書士

会社をスムーズに設立したい場合、法律の専門家である行政書士や司法書士に依頼するのも、夢を実現させるための一つの方法です。上では簡単に順を追って述べましたが、実は書類をひとつ作成するのにも覚えなくてはいけない事柄が多く、またひとりで書類を作り上げても間違っていないか不安になることもあると思います。そんな時には思い切ってその道の専門家にお任せするのもいいと思います。その方が業務に専念できるという場合にはお勧めしたい方法です。もしも司法書士や行政書士にお願いする場合、その事務所によって得手不得手がありますので、詳しい人に聞いたり、ホームページで調べたりしてみてから決めましょう。会社設立の全ての手続きや事業形態をどうしたら良いかなどのアドバイスを受けたいときは司法書士に依頼しましょう。司法書士は登記手続きの代行業務もしてもらえます。認可などの行政上の手続きは司法書士は扱いません。行政許認可の手続きの相談や代行は行政書士が行える業務です。行政書士事務所は、やはり評判の良いところを、経験者に聞いてみるとか、ネットで調べると多数のウェブサイトがヒットしますので、ネットで探すことも一つの方法です。その他、会社設立手続き代行サービスというものも近頃沢山増えています。会社設立手続き代行サービスは東京など大都会に多いのですが、地方の人も、インターネットを利用して手続き代行サービスの依頼を容易にすることができます。会社を設立を夢見ている人は是非代行サービスを視野に入れて夢を実現すべく実行してください。
そしていよいよ会社が設立されて、その後には会社の経営に専念するためにも、経理・税務は税理士或いは公認会計士などの専門家に相談しましょう。税理士事務所等も事務所によって得意不得意があります。予め慎重に調べて決めましょう。それから労務・社会保険に関しては社会保険労務士が専門家です。社会保険の手続きなどはシロウトにはとてもややこしいものですから、専門家にお任せするのが良いと思います。

会社設立に不可欠な印鑑

会社を設立するとき、また設立後にも印鑑はとても重要です。会社設立に当たり、絶対必要な印鑑は会社代表者印で、いうなれば会社の実印と言えます。この会社代表者印を法務局に登録して、会社の印鑑証明書の発行、会社の重要な仕事に用います。最低これだけあれば会社設立は行えますが、一般的にはあと二つ用意します。上で3点セットと述べました代表社印・銀行印・社印の中の銀行印及び社印です。銀行印はその名の通り銀行口座を開くときに使用します。社印は通常角印とも呼ばれる印鑑で、社内・外の文章、領収書、請求書等に押印するときに使います。これらの印鑑は見た目にもとても立派なものを用いることが多いですね。当然ながら高価な印鑑を用いている会社が多いのですが、実は激安な印鑑を手に入れる方法もあるのです。最近はネット販売で印鑑を取り扱うところが増えて、実際購入者も増えています。会社設立の印鑑を激安価格で販売している通販サイトが多数存在します。そして会社代表者印、銀行印、角印の3点セットで販売している通販サイトが多いのです。その場合1個1個別々に買うよりも激安価格で手に入れることができるのです。高価な印鑑は会社が大きくなってから購入することにして、今はまず必要な印鑑を取り敢えず揃えるという気持ちで、ネットでの格安印鑑を考慮に入れるのもいいのではないかと思います。

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